2010年10月19日火曜日

広告としてのTシャツ

1960年代の米国では大手企業のロゴなどをプリントした広告としてのTシャツが広まりました。Tシャツはシンプルなデザインなうえに、子供からお年寄り、さらに男女関係なく着ることができるアイテムなので、いろいろな人に着てもらう、または広告を見てもらうには最も適した衣類です。

また、広告をプリントしたTシャツを着て歩くだけで、様々な場所でたくさんの人の目にとまります。まさに動く広告塔です。

また、大手企業のロゴをもじったパロディデザインのTシャツは、さらに人々の注目をひき、宣伝になるうえに、現在ではひとつのデザインジャンルとして愛好家たちがいます。確かにパロディデザインというのは、有名なものや、こと、をパロディするからこそ楽しいのであり、そのことによって、さらにパロディの対象は印象を強くするものです。

広告としてのTシャツが、一国の象徴となった例があります。グラフィックデザイナーのミルトン・グレイザーが「ビッグ・アップル」のイメージを広めるために1976年に制作した「アイ・ラブ・ニューヨーク」のロゴです。

このシンプルなロゴはあっという間に米国の象徴となり、ありとあらゆる地域のおみやげTシャツに影響を与えました。また、貿易センタービルの崩壊後、星条旗とともにこのNYのシンボルマークは人々を大いに勇気づけました。